グメーギがぱったりと遊びに来なくなってからもう1ヶ月以上が経つ。私はもう、グメーギもモグリと同じ運命に遭ったんだとあきらめているけれど、夫はまだ 毎日グメーギを待っている。おねだりに耐えられず、チーズなんかを掌に載せて食べさせてあげると「ありがと、ありがと」と言いながらもぐもぐ食べていた。 食べるのと同時におしゃべりしていた。かわいかった。飼い主の人が苦しんでいないことを祈る。
おととい、プールから上がったらなんとなく足元がおぼつかない。頭がくらくらする感じ。着替えて、バス停へ歩いていくときもなんだかへん。うちに帰って、 左耳がよく聞こえないのに気がついた。こちらの耳は、もう5年以上前になると思うけれど、インフルエンザにかかったときに中耳炎になったらしく、キーンと いう刺すような痛みが続き、気がついたら耳鳴りが治らなくなっていた。1週間くらいしてからお医者さんに行った(インフルエンザでは医者に行かないので す)が、顔の整形もやっている耳鼻科医の彼は、「治るか治らないかはわかりません」と言って余計な薬ばかりくれた。耳の治療はお金にならないから薬で取ら なきゃ、みたいな感じだった。
実際に耳鳴りは治らず、聴力も衰えた。でも、あまり気にならずにこれまで来れたのだけれど、今のはちょっとひどい。耳鳴りも大きくなったし、音が耳の中で 反響している。最初は耳の中に水が入ったのかと思ったけれど、そうでもなさそうだ。右の耳をふさぐとテレビの音などまるで聞こえない。その前にもすでに、 明け方、ちょっと開けた窓から聞こえてくる鳥の鳴き声も左耳は感知しなくなっていて、改めて「こんなにさわやかな鳥の鳴き声がもう聞こえないんだ…」と考 えるととても寂しくなった。
今回はこんな状態がずっと続いたらたまらないと思って、珍しく夫の言うとおり翌日すぐに耳鼻科にアポを取った。今度は前のお医者さんとは違うところを選ん だ。整形をやっていないお医者さん。そこは2人の女医さんが開業しているところで、2人とも信頼の置けそうな人だった。いろいろ検査して、「突発性難聴」 という診断が下された。前は高音が聞き取りにくかったような気がするのだけど、今回の検査で全体的に左耳の聴力が右より悪いことがわかった。
突発性難聴はできるだけ早く治療すると治る確率も高いらしい。治って欲しい。血流をよくするホルモン剤を毎日飲んでいる。ホルモン剤なんて初めてじゃない かな。薬を飲むこと自体が珍しい。クラクラする感じが少しなくなったような気がするし、ワンワンという響きも少し減ったような気がするけれど、今日泳ぎに 行ったあとはやっぱりまだフラフラした。ま、1日や2日で治ることなんかないか。ついでに、今までの耳鳴りも少し良くならないかなあ。
今朝、包丁をふきんで拭いているときに右手の人差し指を切ってしまったと思ったら、夜は球根セロリの皮を剥いていて左手の親指を切ってしまった。最近はなんだかツイてない…。
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