月: 2010年6月

不調……

グメーギがぱったりと遊びに来なくなってからもう1ヶ月以上が経つ。私はもう、グメーギもモグリと同じ運命に遭ったんだとあきらめているけれど、夫はまだ 毎日グメーギを待っている。おねだりに耐えられず、チーズなんかを掌に載せて食べさせてあげると「ありがと、ありがと」と言いながらもぐもぐ食べていた。 食べるのと同時におしゃべりしていた。かわいかった。飼い主の人が苦しんでいないことを祈る。

おととい、プールから上がったらなんとなく足元がおぼつかない。頭がくらくらする感じ。着替えて、バス停へ歩いていくときもなんだかへん。うちに帰って、 左耳がよく聞こえないのに気がついた。こちらの耳は、もう5年以上前になると思うけれど、インフルエンザにかかったときに中耳炎になったらしく、キーンと いう刺すような痛みが続き、気がついたら耳鳴りが治らなくなっていた。1週間くらいしてからお医者さんに行った(インフルエンザでは医者に行かないので す)が、顔の整形もやっている耳鼻科医の彼は、「治るか治らないかはわかりません」と言って余計な薬ばかりくれた。耳の治療はお金にならないから薬で取ら なきゃ、みたいな感じだった。

実際に耳鳴りは治らず、聴力も衰えた。でも、あまり気にならずにこれまで来れたのだけれど、今のはちょっとひどい。耳鳴りも大きくなったし、音が耳の中で 反響している。最初は耳の中に水が入ったのかと思ったけれど、そうでもなさそうだ。右の耳をふさぐとテレビの音などまるで聞こえない。その前にもすでに、 明け方、ちょっと開けた窓から聞こえてくる鳥の鳴き声も左耳は感知しなくなっていて、改めて「こんなにさわやかな鳥の鳴き声がもう聞こえないんだ…」と考 えるととても寂しくなった。

今回はこんな状態がずっと続いたらたまらないと思って、珍しく夫の言うとおり翌日すぐに耳鼻科にアポを取った。今度は前のお医者さんとは違うところを選ん だ。整形をやっていないお医者さん。そこは2人の女医さんが開業しているところで、2人とも信頼の置けそうな人だった。いろいろ検査して、「突発性難聴」 という診断が下された。前は高音が聞き取りにくかったような気がするのだけど、今回の検査で全体的に左耳の聴力が右より悪いことがわかった。

突発性難聴はできるだけ早く治療すると治る確率も高いらしい。治って欲しい。血流をよくするホルモン剤を毎日飲んでいる。ホルモン剤なんて初めてじゃない かな。薬を飲むこと自体が珍しい。クラクラする感じが少しなくなったような気がするし、ワンワンという響きも少し減ったような気がするけれど、今日泳ぎに 行ったあとはやっぱりまだフラフラした。ま、1日や2日で治ることなんかないか。ついでに、今までの耳鳴りも少し良くならないかなあ。

今朝、包丁をふきんで拭いているときに右手の人差し指を切ってしまったと思ったら、夜は球根セロリの皮を剥いていて左手の親指を切ってしまった。最近はなんだかツイてない…。

平日の休みはやっぱりうれしい

月曜日から3日間代休を取っている。 普段も3時過ぎには家に帰ってくるとはいえ、平日に家にいるというのは何とも気分がいいものだ。お天気もまずまずだし、ますますいい気分。月曜日は久しぶ りに友だちをランチに呼んだ。どの友だちもお料理がうまいので気が引けるが、ツナと大根おろしとひきわり納豆(小粒のをちゃんと包丁で刻むんです)をのせ て刻み海苔とおしょうゆをかけただけの納豆スバがメインだったので、失敗はほぼ考えられない。スパゲティの茹で上がりだけ気をつければOKなのである。

うちにいても結局翻訳の仕事や会社の仕事をしているのだけれど、昨日もちゃんと朝8時くらいに自転車をこいでプールへ行ったし、今日はベッドのシーツを全 部取り替えたし、アイロンがけも朝まだ涼しいうちに済ませたし、やるべきことはほぼやり終えたかな。これで休日が終わってしまったのはちょっと悲しいけ ど…。やっぱり1週間あるともう少しゆっくりできそうな…。でも、それならそれでまた最後は同じセリフをつぶやくに違いない。

昨日、モーリシャスで知り合ったオーストリアの夫妻からメールと写真が届いた。私たちのカメラが盗まれ、思い出の写真がほとんどない(といっても、そのあ との1週間で携帯電話で撮りまくった写真は80枚以上になっていた)ので、何枚か島の写真を送ってねとお願いしていたのが、昨日ようやく思い出してくれた のか、なんと20本以上のメールが写真とともに次々と舞い込んだ。驚いたオドロイタ。でも、20本以上もメールを送るという作業をしてくれた彼にとっても 感謝。いつかまたぜひ再会したい素敵なカップルだ。

その写真を、買ってまだ1週間というピカピカのテレビで観た。LEDの47インチ。おおおおおきいぃぃぃ。クリアァァァ。これで最初に映画を観たとき、 3Dで観ているようだった。迷った末、3Dのテレビを買うのはやめたのだけど。うちでリラックスしたいときに果たしてわざわざメガネをかけてテレビを観る か、と考えると、私は「ノー」と即答できる。次はブルーレイとホームシネマセットが欲しいところだが、今のアパートでは悲しいかな、置く場所がない。これ らを買うにはまず新しいアパートを購入しなければ。夫は今、いつもより長くテレビを観ている。番組を観たいというよりも、テレビそのものを見ていたいんだろうなぁ。

写真ではわからないが、青い小麦畑の上を風が撫でていくのがはっきり見えた日

写真ではわからないが、青い小麦畑の上を風が撫でていくのがはっきり見えた日