幸せとは

ときおり、ふっと泣きたくなることがある。ここ最近はあまりなかったけれど、今朝ルーシャにヨーグルトを食べさせているとき、鼻の頭にヨーグルトをつけながら無心に食べている姿を見て、なんだか涙が出そうになった。これまでは悲しみがふと込み上げて泣きたくなることばかりだったのに、今朝は幸せを感じて泣きそうになった。

以前訳した書籍に、人が幸せを感じるのは、友だちと会っているときとか家族と過ごす時間とか、言ってみればごく平凡な時間だと書かれていたけれど、本当にそうだと思う。四季の移り変わりを感じたり、雲や夜空を美しいと感じたり、野生動物に出会ってわくわくしたり。ごく平凡だけれど、平和でなくてはできないことだ。

ヨーロッパでは今、間近で起こってしまった戦争を絶え間なく報道している。でも、戦いは常にいろんな場所で行われている。この平和で整然とした環境にずっと身を置いてきた私たちには想像もつかない状況で、大勢の人々が何とか命を保っている。そんなやるせない思いや、年齢とともに変わってくる自分たちの生活環境や、確実に時間が(しかもどんどん加速して)流れていることなんかをことあるごとにつらつらと考える。そんなことが増えてきた。あとどのくらい夫やルーシャと一緒に過ごせるのか、あとどのくらいこの世で過ごせるのか。そう考えると、今のこのささやかな幸せを大事にしたいと思う。

早くから酷暑が続いたせいだろう、白いアジサイがもうピンクに染まりかけてきた

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