次の週末で夏時間に切り替わる。もうすぐ3月も終わりだ。日が長くなっているのがよくわかる。それはとてもうれしいけれど、今年ももう4分の1が過ぎてしまうと思うと愕然とする。そう言うと、誰しもうなずく。年を重ねるとともに時間の過ぎるのも速くなるというけれど、スピード化が当たり前の今の世の中、みんな同じように感じているのだろうか。
去年の暮れからコーディネートを始めていたオーストリアでの仕事も終わり、今は朝ゆっくりと新聞を読み、また自分のやりたい翻訳をしている。オーストリアの仕事はまだまだ先の話だと思っていたのに、終わって早や1週間が経つ。顧客は4人のアカデミックな女性。その前の仕事でも女性2人に男性1人。最近は女性の活躍が目覚ましいのだろうか。何となくうれしい。そして、みなさんがとてもやさしいのもうれしい。
オーストリアではフォアアルルベルク地方をあちこち周ったのだが、その中にグローセス・ヴァルザータールという場所があった。名前からして、もしかしたらスイス南部のヴァリス地方から大昔に移住した人たちがいるところなのかもしれないと思っていたら、やっぱりそうだった。
オーストリア東部、フォアアルルベルクの方言はスイスのそれによく似ているが、このグローセス・ヴァルザータールは土地の雰囲気もヴァリスに少し似ている。谷を挟んで小さな村が点在していて、直線距離にしたら近いのに、間に谷があるため、いったん谷底に下りてから向かいの村に行くか、高所に作られた道路をぐるりと走って行くしかない。初めて行った場所だったけれど、ちょっと親近感を覚える土地だった。
通訳だけでなく、コーディネートも兼ねたのは久しぶりだったし、それを外国でやるというのは初めてのことだった。一番の心配は、移動。とにかく時間に遅れないように。各訪問先への到着時間はもちろんのこと、みなさんの帰りの飛行機に間に合うように。そして、けがや病気がないように。今回も無事終わったことに感謝。



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