年の初めに

光陰矢の如し。

時が過ぎるのは、確かに何百年も前から矢のように速かったようだ。去年はなぜか特に速かった。

春から秋にかけて興味深い通訳の仕事を何件かさせていただいた。春は雪に見舞われ、夏は猛暑に、秋は雨に見舞われた。でもいつもながら、どのクライアントもとても親切で礼儀正しく、気持ちよくお仕事をさせていただいた。やっぱり人と関わるのは楽しい。普段、独りでPCを相手にしているだけだから余計そう感じる。

プライベートでも、去年は意図して普段会わない人と会うようにしたおかげで、数年ぶりの再会や、初めて二人で会ってゆっくりと話をする機会があった。大勢でワイワイするのも楽しいけれど、二人きりで話すのはやっぱりいい。お互いの人となりがよくわかる。遠くへ出かけるのも楽しい。フランス語圏に行くときはちょっとドキドキするけれど。

今年はどんな年になるのだろう。食事も仕事もきちんと噛んで飲み込むようにしたい。人とのお付き合いも同じかな。

年末は霧の中に飲み込まれる日が何日も続いた。暗い日々の中、木々に張り付いた霜がとても美しかった

霧を脱出して2000メートルくらいの山へ。霧の上はこんな晴天。眼下には霧の海が広がる

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