日本に先駆けて、スイスの桜はもう満開。先週はずっと好天気が続き、日中20度を超える日もあった。うちから駅へ行くまでの道に染井吉野のような桜の木を植えている一軒家があり、毎年、目も心も楽しませてもらっている。空も青く、時間にちょっと余裕があったので、写真を撮らせていただいた。
我が家の小さな庭にも春はきちんと来ていて、まず去年新しく植えたクロッカスが花を咲かせ、玄関先の水仙、そして2~3年前に鉢植えでいただいたものを植え替えたヒヤシンスも今年初めて花開いた。去年まで芽は出していたものの、花を咲かせるには至らず、あきらめかけていたものだ。なんだか、一つひとつの花が大きくて、ヒヤシンスにように見えないけれど、どこかで同じような花を見かけたし、これはこういう種類なのだろう。一挙に2本も咲いたから、来年はもっと元気になってくれるかもしれない。毎年芽を出す植物たち、土の中でエネルギーを貯め、長い長い冬を生き延びた春、私たちにもそのエネルギーを分けてくれているような気がする。
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