恨めしや、賞味期限

日本から帰った後は、普段手に入らない食材が手元にある。ちびちびと使いたいところだけれど、あいにくと賞味期限というものがあって、せっせと食べなくてはならない。午後、小腹が空く。ごそごそと戸棚をまさぐる。あれ?ちょっと前まではドアが閉まらないほどいろいろ入っていたのに、もうおせんべいとあられが一袋ずつあるくらい。草加せんは母が買っておいてくれたもの。辛いあられは伊勢のおかげ横丁で自分で買ったもの。母が買っておいてくれたおせんべいを見たら、何となく心が温かくなった。私が好きそうなものを、私が帰る前から買っておいてくれた。めったに「帰ってこい」と言わない母。でも、おせんべいが母の気持ちを代弁してくれている。こちらは最後まで取っておきたいところだけど、あいにくと賞味期限が先に切れる。

我が家の庭先でも結構大きな花火が上げられた

我が家の庭先でも結構大きな花火が上げられた

こんな気持ちを書き留めたのももう数週間前になるのだろうか。今年の寒い夏ももうおそらく半分過ぎてしまったようだ。7月末日までの仕事を31日の午後に提出し、一息つく間もなく8月1日の建国記念日がやってきた。今年は初めて義妹と二人の子どもが泊りがけで遊びに来てくれた。たった1泊なのに大荷物。サッカーボールから水着、キックスケーターにヘルメット、靴も何足もある。あやや…。ご近所さんも何軒か集まってBBQなどしていたので、子どもたちもいっぱい。みんなでサッカーやトランポリン、水遊びをしてはしゃぎ、最後の締めは建国記念日に欠かせない花火。泣いて笑って大忙しの子どもたち。大人は…それに振り回されて疲れ顔。まあ、無事に帰っていって一安心だ。

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