月: 2013年1月

煌々と照るのは満月

昨日は満月だったよう。うちの周りは建物が少なく、北側は一面野原。氷点下前後の気温の日々がずっと続いているので、数センチ積もった雪はなかなか溶けな い。太陽が出ると雪野原に反射してまぶしい。夜も、雲がない日は辺り一帯がすごく明るい。キッチンからは月の出が眺められ、昨日の満月は大きく明るく、幻 想的な雰囲気をかもし出していた。

Mondschein夜10時半ごろ仕事部屋に入ると、月光が窓から差し込んでいる。 この眺めは新居に移ってからもう何度も見ているが、やっぱりなんだかうれしい。引き出しからカメラを取り出して、いろいろ試す。古くてガタガタだった三脚 を捨ててしまい、新しいものをまだ買っていないので、夜の撮影には限りがある。

左下にぼおっと見えているのは仕事机。私が多くの時間を費やす場所だ。部屋を埋めるほど大きい机(といっても部屋自体が狭いのだが)を夫が買ってくれたので、だいぶん便利になった。アナログ人間の私、辞書はやっぱり紙がいい。

2013年の1月も、もう数日しか残されていない。50歳の誕生日を迎えた今年の1月はとても特別だった。それのみならず、人の心の温かさや大きさを感じ る今日この頃。体だけ成長を続け(今は老化だけれど)、頭の方は置いてけぼりをくっているが(ん~、どこかの国みたいだ)、人生半分(!)、そろそろこち らの方も成長しないとなぁ。

チューリヒでカウントダウン

20130101_Hanabi_I新居で迎えた初めてのクリスマス&お正月はいつもより少しにぎやかだっ た。暮れにお客さまがあり、31日は久しぶりにチューリヒの町でカウントダウンを迎えた。湖上から打ち上げられる真夜中の花火を20分堪能し、もう入りき らないというほど満員の、新宿駅も真っ青の人・人・人であふれたホームと電車とバスに揺られて自宅に帰り着いたのは2時過ぎ。乗る人があまりにも多すぎて 電車はなかなかホームを離れられず、途中で乗り20130101_Hanabi_II換えたバスでは運転手さんが一人ひとり乗客のチケットをチェックしていたため、みんなが乗り終わるまで10 分以上かかったのではないか。結局全員乗り切れず、7~8人が取り残されていた……。

2週間近くお休みをもらって、うちでのんびり過ごした年末年始ももう終わり。明日からまた仕事だ。明日の朝になったら、気分を入れ替えようっと。