新年の挨拶に「迎春」というのがある。まだ全然寒いのに、古い暦では1月から春が始まるとされていたからだ。1月から3月までが春、4月から6月までが夏、7月から9月までが秋、10月から12月までが冬……。絶対違うよな~と、眠れぬ夜に考えた。
でも、よく見れば、冬枯れの木の枝には新芽が出ている。アパートの玄関口の脇にある潅木(ツツジのような花が咲く。例のごとく、名前を忘れた)のつぼみなんか、もう相当大きくなっている。やっぱり春なんだ!
あと2ヶ月もすれば、陽気のいい日には松ぼっくりの傘が開く音が空から降ってくる。待ち遠しいような、そんなに早く時間が過ぎ去って欲しくないような……
コメントを残す