残された者の想い

気がついたらもう11月も終わりつつある。

すぐ近くにいた人が突然逝ってしまった。それでも仕事に没頭していたら、いつのまにか11月も最後の日になっていた。今では気持ちは落ち着いているけれ ど、実感がまったくない。訳のわからないまま今日まできたという感じ。職場でも家でもやることがたくさんあって、その人のことを考えるのは夜、ベッドに入ってから。でも、また仕事のことを考えたり、新しく引っ越せそうなアパートのことを考えたりと、いろんな思考が交差する。

Blumen今日は甥と姪の誕生日。それぞれにメールでカードを送った。今日は祖母の命日でもある。姪たちと朝食を食べている最中に倒れて、そのまま逝ったそうだ。祖母らしい逝き方だったのかもしれない。まだ幼かった姪は「今日はこれまでで一番悲しい誕生日」だと言っていた。

あとに残された者は、それぞれのやり方で自分なりに気持ちを整理するしかない。現実を受け止め、これからも自分なりに人生を歩んでゆく。少しでも幸せに、そして自分の愛する人も少しでも幸せに過ごせるように。

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