向う側に思いを馳せる

昨日、おばあちゃんが眠るように旅立ったという知らせをメールで受け取った。おばあちゃんは100歳だった。ホームで死を迎えたのだけれど、身内にはいつ も「いいところに来られて幸せ。また、遊びに来てね」と言っていたそうだ。最後は夢と現実の間をさまよっていたよう。夫は若くして戦死し、いろいろとつら いことも経験してきた。でも、いつも「ありがたい、ありがたい」とプラス思考だった。きっと「幸せな一生だった」と旅立ったに違いない。法事には出席しな いけれど、スイスからおばあちゃんに思いを馳せ、冥福を祈りたい。

明日はモグリが逝って2年になる。「もう2年…」。この間まで「まだxxヶ月」と思っていたのに。でも、今でもモグリの匂いはまだ鼻の奥に残っている。モグリの重さも、肩が覚えている。耳の奥ではモグリが夜中、遠慮がちに私たちを起こす声が聞こえる。

モグリ用の階段、庭からうちのバルコニーに続いている階段はモグリが逝ってしまう1週間前に新しくした。何となく処分できないでいるうちに、近所に住むい ろんなネコがこの階段を上って遊びに来てくれるようになった。昨日はふらっとボリスが覗きにきた。何ヶ月ぶりだろうか。そのあと、ゴールデンアイも久しぶ りにやってきた。今、毎晩遊びに来るのはグメーギ。まだちっちゃくてよくしゃべる。左の後ろ足の関節が曲がらず、お座りをしていてもいつも伸び切ってい る。冬は足を暖められずに、つらいだろうなあ。グメーギはよくわからないけど、よくしゃべることからきているらしい。もちろん夫の命名だ。モグリがオス だったせいで、夫はどのネコもオス扱いしている。いろんなネコを見ていると、本当にみんな性格が違うなあと感心する。みんな、事故にあわないで長生きして ね。

9日は20回目の結婚記念日だった。夫が素敵なバラをプレゼントしてくれた。半強制的だったかもしれないが

9日は20回目の結婚記念日だった。夫が素敵なバラをプレゼントしてくれた。半強制的だったかもしれないが

0 comments:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください