出版翻訳の効能

昨日は母の誕生日だった。もともとあまり連絡を取らない方(お互いに)だったが、母が携帯を買ってからメールでやり取りをすることが増えた。でも、誕生日 くらい電話をしなくちゃと、久しぶりに母の元気な声を聞いた。プレゼントも贈っていないし、なんて親不孝な娘…。でも、私たちはそれなりに幸せなのだ(と思っている)。

11月からかかっていた膨大な量の仕事もあともう少しで終わる。何とか締め切りに間に合いそうだ。校正をしてもらっている女性とも楽しくやり取りしながら、そして励ましてもらいながら、ようやくここまできた。

その間に2冊の翻訳書が出版された。「された」というのは実は正しくないけれど。

「翻訳・通訳」のページでいずれきちんと紹介をしたいと思っているが、1冊目は去年の暮れに友人との共訳で出させてもらった足の健康に関する本だ。この本 とシュピラルデユナミックに出会ったおかげで、実は私の足も病気だったことが判明。以来、この本に載っているトレーニングを続け、いまの私の足は一年前と かなり違ってきている。

2冊目はもうすぐ発売予定。たぶん『スイスの使用説明書』という題になると思うのだけれど、こちらは住んでみて初めてわかるスイスの顔を皮肉たっぷりに紹 介した本だ。私はこの本の原書を読んで大いに笑った。私のスイス像はまさにその通りなのだもの。もともとドイツ人向けに書かれた本なのだが、いまスイスは、まさに侵略を受けているといってもよいほど大勢のドイツ人が住むようになっており、原書は時どきマスコミにも取り上げられている。

いまの仕事が終わったら、久しぶりに週末はどこか遠くへ出かけてゆっくりしたいなあ…と、そろそろ、仕事から目がそれ出した今日この頃。

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