ついてない。今年は本当についていない年だ。
昨日、日本人の友人2人とレバノンレストランで久しぶりに会い、楽しい気分で夜中に帰宅すると夫はもうベッドの中。そこで何やらもぐもぐと言っている。 「なになに?」とよく聞くと、テレビが壊れてしまったと言う。我が家のテレビはゴロゴロと移動できるようになっているのだが、そのときにコードに引っか かってテレビがぐらっと前に傾いたかと思うと一挙にぐわぁ~んと床へ倒れ落ちてしまったのだそう。外見はなんともなさそうだけれど、それからというもの、 画面の3分の一ほどの真ん中だけが普通でその両端は色がおかしくなって緑がかって見えるようになってしまった。あ~あ。うちで使っているものはあんまり壊れない。別に特別大事に使っているわけではないけれど、何となくもの持ちするのであるーと思っていたが、これは思い過ごしだったのかしら。
その数日前にもこんなことがあった。モデムをコンセントに差し込もうとしたら、プラグの棒が一本ない。コンセントの穴にはまったまま折れていたのだ。これはその日の午後、すぐに新しいものと無料で取り替えることができたけれど。
今週の半ば、チューリヒ市警察から手紙がきた。これはもう交通違反の罰金と決まっている。封を切ったら、なんと250フランの罰金!どこかの信号で0.5秒早く発進してしまったらしい…。
その前にはご存知の通り、私の自転車を盗まれ、数ヶ月前には電車にしか乗れないという切符でバスに乗っていたとして80フランの罰金を取られ…。
友人の中にはこの夏のある夜、就寝中に強盗に入られて多額の現金を取られた人がいるから、そんな大事件と比べたら私たちの不運は小さな出来事でしかないが、あとからあとから続くとやっぱりちょっとおかしいと思ってしまう。
しかも、この不運は私たち夫婦のみではなくて、このアパート全体に及んでいるよう。いつだったか、ドイツ人男性の住人から電話がかかってきたかと思うと 「街で財布を盗まれた!アパートや車の鍵から身分証明から全部入っている!」と大パニック。そのあと、隣の男性もやっぱり財布をなくしたと聞き、びっく り。
昨日、新しい自転車に乗って太極拳へ行き、帰って来たらガレージから建物に入るドアに張り紙が…。何かと思って読むと、同じく隣の、今度は女性の方のガ レージに止めてあった自転車が盗まれてしまったという!!まったくなんといいうこと!みんなケガや病気のないことだけが唯一の救いかも。
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