あまりにも早すぎる

4月28日に1歳の誕生日を迎え、初節句も終え、ますますつややかに元気にすくすくと育っていた。昨日も日没前の暖かい陽ざしの中で、目の前の麦畑の中に身をひそめてはルーシャを驚かす、いつもの遊びを楽しんでいたのに。みんなであんなに楽しかったのに。

いつも夜食を食べにいったん帰ってきて、それから夜通し遊んでいた。昨日は帰ってこなかった。その前にたくさん食べていたからだろうと思っていた。事故がいつ起こったのかは分からない。2人の警官がベルを3回押したのは夜中の2時半だった。1度目は誰かのいたずらかなと思った。2度目、3度目と鳴ったときは嫌な予感がした。

夫が起き上がり、キッチンのガラス戸に立って誰かと話している。ああ、やっぱり……。私もパジャマのまま出ていくと、「お気の毒です」という声が聞こえた。モグリの時と同じ悲しみが沸き起こる。「ここなら大丈夫だろう」と決めた場所で、たった1年で逝ってしまうなんて。さっきまで、あんなに私たちを笑わせてくれたリーノが、ポリ袋に入って、動かないなんて。2人と2匹で長く長く幸せに暮らそうねっていつも言ってたのに、リーノは聞いてくれなかった。ルーシャを一人で置いていくなんて……。なんてお兄ちゃんなの、リーノ。

最後の写真

わんぱくだけど、ソファに座っているとぺたりと体を寄せに来る甘えん坊さんだった

ルーシャ、これから一人なんだよ。リーノはもう起きてこない

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