YAMATO

引っ越していった数日後、シュールが行方不明になった。 元お隣さんから何も連絡がないから、おそらくシュールはまだ見つからないのだろう。もう年なのに、今ごろ、どこでどうしているんだろう。誰か親切な人に見 つけてもらえるといいんだけど。でも、シュールの首輪には住所が書かれている。拾われたら、きっと連絡が来るはずなのに。夫も毎日「連絡あった?」と聞 く。悲しいけど、ない。

昨日はバーゼルへ和太鼓の「YAMATO」の公演を観に行った。その前に仕事でちょっとご一緒したので、中国野菜とかの差し入れを持っていった。彼らは世 界ツアー中もずっと自炊なのだ。開演の20分くらい前に会場に着き、運良くプロダクションの人に会ったので、お願いして控え室の前まで連れてってもらった けど、やっぱり時間がなくて公演のあとに手渡すことにした。本番前の緊張の時間にお邪魔して申し訳ない…、と自分の行動を反省。

正直、何も知らなかったときは「ああ、またトレンドを追うグループか」と思っていたけれど、YAMATOのウェブサイト(http://www.yamato.jp/jp/main/main-flame.htm)を見て、全然そうではないことを知った。ひょんなことから生まれた名もないグループが、あれよあれよという間にここまで成長してしまったという感じ。でも、舞台はすばらしい。会場は盛り上がる一方だった。

和太鼓はもともと好きな方。日本人にとっては、心の奥深くまで染み入る音色だ。メンバーの若者たちはみんな元気いっぱい。そして、礼儀正しい。さわやか。 個人的に質問したいことなんかもたくさんあったけど、2時間後にはスイス最後の公演を控えていたし、名残惜しかったけれどチューリヒへ戻った。レストラン で夕食を食べながら、「彼らはまた舞台で飛び跳ねているんだ~。なんてタフ!」と密かに感心。そこまでタフにはなれないけれど、彼らの舞台で私もたくさん 元気をもらった。

今ごろは荷物をまとめて次の公演地、フランクフルトへ向かっているのかな。

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