プーケット島でしあわせ

去年の6月以来、8ヶ月ぶりにバカンスに出かけた。タイのプーケット島へ2週間。私たちが滞在したホテルはカマラビーチにあり、津波の被害をまともに受け ていたが、今ではもう村全体がほぼ元通り、いやたぶん以前よりもきれいになっているのではないかと思う。プーケットに住む日本の方々が立てた記念碑が静かな海に向かって佇んでいた。

Kamala Beachバイクを借りて、島の主なビーチを見て回った。 どこもきれいだが、デッキチェアとビーチパラソルが何列にもずら~っと並んでいる。これさえなければ、まさに夢に見るような景色なんだけど・・・。私たち の最も気に入ったのは、ラッキーなことにホテルの目の前に広がるカマラビーチ(写真左)のはずれの方。デッキチェアは一列、お隣さんとの距離もある。背後 には簡素なレストラン(と呼べるかな)が数軒。ここでは繁華街のパトンビーチと違ってタイの人々も素朴だ。夕方になると現れる現地の子供たちもかわいい。 お昼はいつもこの簡易オープン食堂の一つで取った。とってもおいしいボリュームたっぷりのトムヤンクンでさえ、せいぜい70バーツ。日本円にすれば240 円くらい。ああ、幸せ・・・。

でも、一つだけ文句がある。周りがほとんど、お腹が胸より突き出た白人の中高年ばかりだったこと。女性も男性もおんなじような醜い体形をしている。まとも な体形をした人がいない!元気のある若者がいない!目

カマラビーチに沈む夕陽

カマラビーチに沈む夕陽

の保養にはまったくならないのだ。私も人のことを言えるような美しい体形ではないけれど、退廃を感じ させるような体にはま だなっていないはず。若者が少なかったのは、おそらく静かめのビーチだったからだと思う。パトンビーチに行けば様子はまた違っていただろう。去年、カナリ ア諸島のグラン・カナリアに行ったときも太った白人の群れに閉口したが、ここでもおんなじだ。この人たちはタイでもサンドイッチやフライドポテトやピザば かり食べている。それを見るのもあまり気分のよいものではなかったな。

行きと帰りのシンガポール航空では、デジタル映画が見放題。自分の好きな映画を好きな時間に好きなだけ見られる。行きの飛行機ではまず邦画の 『SHINOBI』を見てから『Capote』に挑戦したが、吹き替えがなかったのでパスして『I, Roboter』へ。これには日本語の吹き替えもあったけれど、私は日本語の吹き替えって苦手。すご~く不自然なのだもの。幸いドイツ語でも吹き替えが あったのでこちらで楽しんだ。2本映画を見ていたら、11時間もあっという間に過ぎてしまった。帰りにはまた邦画が見たくなって残りの『タッチ』と『釣り バカ日誌16』を途中まで見た。西田敏行ってうまいなあ。それとも地かなあ。『SHINOBI』や『タッチ』を見たあとだったからかなあ。久しぶりに邦画 も見られたし、スチュワーデスさんたちもきれいだったし、満足満足。

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